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地下水位低下工法

GROUNDWATER DRAWDOWN

地下水位低下工法

ディープウェル(重力排水工法)工法

ディープウェル工法

概 要

φ350㎜~φ600㎜のストレーナ管を躯体内・外に深井戸として設置し、送水管と連結させます。形成したフィルター材からストレーナ内へ流入する地下水を水中ポンプで排水することにより地下水位を低下させます。

用 途

  • 建築、土木工事に伴う地下水位以下の解体や掘削工事
  • 開削による埋設工事
  • 液状化対策及び軟弱地盤補強工事
  • トンネル工事
  • 汚染された地下水の除去(汚染除去装置併設)

特 徴

  • 他の排水工法と異なり、工事仮設に対し支障なく施工できます。
  • 法面、土留背面、掘削底面の地盤強度の増加が図れます。
  • 1本当たりの揚水能力が大きく、水位低下はGLより大深度にも適用できます。
  • 運転中の管理が容易です。
  • 被圧水の減圧及び水位低下による土木工事の簡素化により、全体工期の短縮、経済的効果が得られます。
 小 型 立 坑 機 で の 掘 削

セキソの小型立坑機はディープウェルの掘削用機械として使用することが可能です。小型立坑機を使ってディープウェルの掘削を行うことのメリットには以下の様な点があります。

①オールケーシング掘削のため孔壁崩壊が無く、フィルター材の投入・洗浄が容易であり透水性の良い井戸構築が可能です。(透水性の良い井戸構築が揚水効果の良否に大きく影響します)

②精度の高い鉛直施工が容易であり、ポンプ性能を最大限に引き出すことができます。

③自走式のため、狭い場所での施工(搬入)が可能です。

④圧入機自身の油圧ジャッキにより傾斜地での鉛直施工も可能です。